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『恋の罪』よりも猛毒な園子温語録集#15 園監督達はフィルムを万引きしまくっていた!?

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「神楽坂恵には究極の地獄に挑戦してもらった。
もう仕方がないよね。


悪魔に目をつけられたってこと」



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「冨樫真はオーディションの1人目だった。
いきなり凄まじいオーラが
ビリビリ出てる人がやってきて驚いた。


『あ、美津子が来た』って思ったから。


『もう本人がやってきちゃった』と。

しかも、なぜか半泣き状態。
心配になって『大丈夫か?何か聞きたいことあるか?』

って訊いたら、急に

『……愛って何ですか?』


『山は死にますか』みたいなデカイ質問を投げつけてきた。
もちろんスルーしたけど(笑)

しかも涙がタラーッと一筋垂れて!

どうしようかと思ったけど、しかし、
これはまさに美津子ではないかと確信した!」



「僕が思うのは、女の凄さと怖さって、
根を張らない生き物だなってこと。

男は結局、社会に根を張って生きる。本質的に守り。

でも女はいざとなったら獣みたいに自由に動く。未来しか見ていない」




「僕がマゾに回ることで、
『恋の罪』を女性讃歌にしたかった。
だから現場でも女性になってナヨナヨしながら
『ハ~イ、よーいスタートよ~』ってやっていた」



「今までの映画だと
セックスや裸のシーンを撮っていると
男性原理からドキドキするが、
今回は自分が女になりきっていたから
女優が裸になって横たわっていても
同性の裸を見ているみたいで全然恥ずかしくなかった。

だからセックスシーンもやりやすかった」




「水野美紀は1人スターを入れたいなということで。

つまり構造的には『グッドフェローズ』。
理解不能なジョー・ペシとロバート・デニーロが騒いでるだけだと
観客の拠り所がいないので常人のレイ・リオッタが必要。

今回は芸術映画的なものではなく
エンターテインメントのサスペンス映画として成立させたかった。

そうなると狂言回しであり、
もっとも観客の心の拠り所となる人物として
水野美紀が演じる刑事という役割が必要だと」





【番外編:『電人ザボーガー』『片腕マシンガール』の井口監督は語る】


「86年ぴあフィルムフェスティバルですね。
観客として見にいってたんですけど、
当時観客審査員っていうシステムがあったんです。

全作品を見たんですけど、
その中に平野勝之さんや園子温さんの作品があった。

そのとき園さんが映像集団を立ち上げて、
そのメンバー募集のビラがあったんですよ。
手書きの汚い字で。


それに応募したら、
園さんの荻窪のすっごく汚いアパートに呼ばれて。

そこへ当時園さんと仲良かった平野さんが現れたんです。

平野さんは腹をこんな具合にふくらませて、
なんかでかいものを入れてるわけ。

そこから引っ張り出したのが
キューブリックの大全集みたいな、こんな分厚い本で。

もう時効ですけど、第一声が


『今、これを万引きしてきた!!』


で、「おまえは何を作ってるんだ?」みたいな話になったときに
「フィルムを買うお金がなくて困ってる」って話したら



「フィルムなんかなぁぁぁぁ!!万引きするんだよ!」


その時に散々言われたのが


「フィルム買う奴は馬鹿だ。
そんな奴には映画を作る資格はない!」




ってことでしたね。


大人ってすごいなぁって思いました…」




参考文献:映画秘宝2011年12月号、テレビブロス2011年11月12日号、『監督失格』パンフレット


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テーマ : 映画監督
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