スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ブログパーツ

冨樫義博が『幽遊白書』の連載をやめた本当の理由を激白 「仕事で過労死はやだ」「カラー原稿こわい」「読み切りこわい」

幽・遊・白書 9 (集英社文庫 と 21-13)幽・遊・白書
(2011/07/15)
冨樫 義博

商品詳細を見る


【連載を終えて ~ふり返れば敗北宣言~】


冨樫義博「*結論を早く知りたい方は最後の行だけどうぞ。


ようやく終了する事が出来たという、
開放的な快感が正直言って一番大きいです。

作品に対して全く執着がなくなった、
というわけではないのですが、
ストレスが意欲をはるかに上回ってしまいました。

という感じです。


とにかく終了までの半年間は恐ろしく長く感じました。

実は93年の12月くらいに終わることは決定していました。
というより私が編集部に頼み込んだのですが……。

理由を挙げれば大小あわせて50コくらいあるのですが、
だいたい大きな理由は3つです。





①身体の都合上 ②マンガに対する考え方 ③仕事意外の欲求


③は論外です。
要するに遊びたい・休みたい・思いっきり寝たい
という類のものですので。


しかし50コの理由の大半はこれに当てはまります。


連載当初から武術大会が始まるくらいまでは、
週に休みが睡眠のための半日。

それ意外はほとんど仮眠でストレス発散は
寝る時間をけずってするという日が続いたのですが、
結構楽しんでやっていました。


しかしRPGで言うところのHPは確実に減っていたようで、
読み切り31P・巻頭カラーがたて続けに来たあたりで
徹夜をすると心臓に痛みが走り出すようになり、
徐々にその間隔が縮まってくるようになりやがりました。


その頃ちょっと真剣に制作のペースについて
考えるようになりました。



「規則正しい生活はムリにしても
寝たい時にきっちり寝て描いたら、
どの位のペースで仕事が出来るだろうか」と。


実行しました。原稿がみるみる遅れ出しました。
この頃から仕事としてのマンガへのとりくみ方が変わってきました。


「仕事で過労死はやだ。
ポックリいくなら遊んでいるときか
趣味で原稿描いてるときがいい。カラー原稿こわい。読み切りこわい」



寝る時間のほかにストレス発散の時間も
とるようになっていました。



さらに原稿が遅れ出し、仙水と幽助が闘っている頃
第一のピークを迎えたのです。



しかし、ちょうどその頃、今までとは違う
ストレスがかなりたまっていることに気付きました。


体調を整え、今までのストレスを発散したために
生じる新たなストレスです。


「原稿が満足に出きない」 ②の問題発生です。



私は画力で人をひきつけたいという絵が
好きな人なら誰でも少しはもっていそうな野心を
極力おさえてもらっていました。

新人時代、萩原一至さんの原稿を
当時担当のT氏から見せてもらったからです。


正直言って絵では絶対かなわないと思いました。

しかし「できれば全部一人で描きたい」という理想は
すてられませんでした。


幽遊白書の連載中、何回か一人で原稿を上げたことがあります。

全てストレスがピークに達している時です。


理解してもらえるかわかりませんが、
原稿が満足にできないことによって生じるストレスを
解消する方法が「一人で原稿を仕上げること」なんです。


その結果その週の原稿は惨々たるものでした。
背景も人物もほとんど一人で描きました。

後半の2話はあるハガキの批判の通り、
落ちる寸前の半日で19枚仕上げたものです。


プロ失格かもしれませんがそれでも自己満足していました。

すでにその時



人がどう思おうがどんなに荒れた原稿になろうが
一人で描きたいもんは描きたいんだ




という気持ちを押さえる理由が失くなっていたのです。



残念ですが幽遊白書のキャラクターで出来ることは、
商業誌ベースではやりつくしてしまいました。


あとは出来上がったキャラクターを壊していくか、
読者があきるまで同じことを繰り返すしか残っていませんでした。


この本でやったようにキャラを壊す試みは
ジャンプでは当然没になりました。


同じことをくり返すに耐え得る体力ももうありません。


そこで常々思っていたことを実行しました。


「もしジャンプで長期連載が
出来たら自分の意思で作品を終らせよう」



アンケートの結果が悪ければ
10週で打ちきりというシステムは
承知でジャンプにお世話になりました。


逆にそれがはげみとなり、
「読者の反響」を意識することで色々勉強ができました。


しかし、それを全く考えないで
自己満足だけのためにマンガ描きたくなってしまいました。


その結果できる作品がジャンプ読者の
メガネにかなうとはどうしても考えられませんので
挑戦を放棄します。



今までの文章を要約します。




わがままでやめました。すいません。



(1994年 コミックマーケットで無料頒布された
冨樫義博本人、実弟、友人によって作成された同人誌より)





=================================


★ここで冨樫により語られている
ジャンプによって没にされた幻の最終回は
幽遊白書の連載終了後に冨樫義博氏が描いた
同人誌「ヨシりんでポン!」に収録されている。

その内容は、

「幽遊白書は実はドラマで、
それぞれのキャラクターを演じる役者が存在した」
というものだった。



【以下、幽遊白書の真実(出演者のプロフィール)】

y6.jpg

●役名
浦飯 幽助

●名前
新庄 陽平

●年齢
21歳

●演技
本能の赴くままに直球型

●備考
いつもおちゃらけているが国立大学生で秀才。
幼い頃から劇団に所属し、
ドラマに出演するようになってからは
名子役として名を馳せていた。

現在は熱血な主人公をやらせたら
右に出る者はいないと言われている。

が、本人はクールな役もやってみたいらしい。




●役名
桑原 和馬

●名前
鶴岡 信国

●年齢
22歳

●演技
冷静に分析・計算型

●備考
いつも落ち着いていて大人びている。

陽平と同じ大学に通っている(学部は別)。
幽白がデビュー作品。

どんな役でも完全に研究しつくして
演じてみせるため、
役と普段のギャップに驚く人が多い。





●役名
蔵馬(南野 秀一)

●名前
天童 悟志

●年齢
21歳

●演技
乗り移り型

●備考

14歳の時、同級生との趣味の
バンド活動中にスカウトされてデビュー。

容姿を買われてのものだったが、
試しに演技をやらせたら
とんでもないことになった。


どんな役柄(例えば女性や猫や虫)も
与えられればできる。

ただし日常生活での演技(嘘を誤魔化すなど)は
苦手らしいが、
本人が言っていることなので定かではない。

現在も芸能人仲間とバンドを組み
ボーカルとして活躍。

時々ふらっとCDを出してはオリコン1位を獲得する。

穏やかな性格でいつも微笑みを湛えている。

天然で電波でいろいろ何かをよく見るらしい。
でも洞察力もある。

理論的に考えるより、何となく、
という感覚で物事を捉えがちだが、
それが結構的を射ている。

要するに理系ではなく文系人間。

煙草は仕事仲間に勧められて
何となく吸い始めた。

別に吸わなくても生きていけるかなーと思っている。

守にはよく「楯岡くんかわいい」と言いながら
スキンシップをとりに来る。

陽平とは同い年ということもあり仲が良い様子。




●役名
飛影

●名前
楯岡 守

●年齢
16歳

●演技
人生活用・補足型

●備考

11歳で子役のオーディションに応募してデビュー。

思いやりのある良い子だが少々人見知り気味。

そのため無愛想な子と勘違いされることがある。

ただし気持ちが高ぶると
結構大胆なこともしてしまう。

悟志のことは前々から知っていたが、
幽白で共演した際その演技に惚れ込んだ。

最初は役者としての憧れだったはずだが……

台本を読んだときは「飛影カッケー!」だったが、
気付いたら蔵馬ファンになっていた。

自分の中にある、演じる役と同じ部分を引き出して、
足りない部分は作り出すという演じ方。

飛影については全身全霊でカッコいい姿を演じている。

あんまりハジけた役(幽助や桑原みたいな)は
できないと思っている。

主演ドラマが人気となりシリーズ化している。


HUNTER×HUNTER 29 (ジャンプコミックス)HUNTER×HUNTER 29 (ジャンプコミックス)
(2011/08/04)
冨樫 義博

商品詳細を見る
スポンサーサイト
ブログパーツ
プロフィール

  

Author:  
メール→boinngerionn@gmail.com

ツイッター
最新記事
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。