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黒澤明と北野武が映画の残酷な一面を語る

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(2007/10/26)
真木蔵人、大島弘子 他

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たけし「映画には残酷な一面もあって、
『あの夏~』の最後のシーンで
ヒロインの子に泣いてほしかったんですよ。






本人は『やってみます』っていってるんだけど、
カメラ回しても全然泣かない。


助監督も怒りだしちゃって、
マズイと思ったその子のマネージャーが隅の方に
連れていって説教してたら
その子泣き出しちゃったんですよ。


そしたらみんな
『おい、向こうで泣いてるぞ』ってカメラ持って
全速力で走り出しちゃった。

『泣いてるとこ撮ろう』だって(笑)」



黒澤「いやあ、『隠し砦の三悪人』でもさ、
お姫様が泣かないんだよ、どうしても。


で、その時のチーフが
よく泣かせるやつだったんで、


『お前、連れて行って泣かせてこい!』


っていったら、
千フィートぐらい泣きっぱなしの顔を撮ってきた。


『お前…、何をいったんだ…』


って聞いたんだけど、言わなかった」


たけし「(笑)」



黒澤「もうボロボロ泣いてる。


………それ、使ってるけどね」



北野「(笑)なんだかんだいって、
間抜けなことに一生懸命になって
映画を撮ってる姿ってのが
一番おもしろいんじゃないですかね」


黒澤「映画にまつわる失敗談は本当に話がつきないね」



【北野武、対談を終えて】


「いや、まあ…そのー、なんというか、
ひと言もないね。

あえていうと月並になるけど、あらゆる意味で、怪物だな。


いろんなものを背負っていて、
もっと背負ってやるぞと言えちゃう
83歳の現役監督。

まだビンビンの反射神経、うーん、凄い。

負けちゃいられないよ」


(93年 5.6号 週刊文春の対談より)


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テーマ : 映画人による偉大なる発言集
ジャンル : 映画

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